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舞台裏

セッションのスコアのつけ方

100点満点の数字は、いくつかの測定値の加重平均です。どの測定値にどれだけの重みがあるのか、なぜそうなのか、そしてスコアが語らないこと。

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セッションが終わったときに画面に出る数字は、ひとつのことだけを測っているわけではありません。互いに別々の測定値があり、それぞれに別の重みがあり、さらにそのすべてにまとめて効く係数がひとつあります。

測定値

リズムとの一致。 円が縮み始めた瞬間と、吐く息が始まった瞬間とのずれです。サイクルごとに測り、その平均をとります。最も重い項目がこれです。息をひとつのペースに乗せることこそ、アプリの本来の役目だからです。

吐く息が毎サイクルほぼ同じだけ遅れて、または早めに始まっている場合、いつも同じだけ遅れる人は、リズムをまったく守れていない人ほどスコアを失いません。それでもずれそのものは減点されます。小さければほとんど減らず、大きくなるほど減点も大きくなります。ずれで減点されたときは、レポートの「測定値」とおすすめにそのことが書かれます。

聞き取れた吐く息。 目標の吐く息のうちいくつが聞き取れたか、そして聞き取れたもののうちいくつが本当に目標の近くにあったか。両方を測るのは、前者だけを見ると誤解を招くからです。でたらめに何度も息を吐く人は、すべての目標を「とらえて」しまいます。そのため、両方がそろってはじめて高くなる平均をとっています。どちらかが低ければ、結果も低くなります。

吐く息の長さ。 吐く息が目標の長さにどれだけ近いか。3秒の目標に対して2秒吐くのも5秒吐くのも、同じだけのずれとして数えます。

吸う息と吸う息の長さ。 吸う息は吐く息よりずっと静かなので、別の、より低いしきい値で測ります。吸う息がまったく聞き取れなくても、それだけでスコアが崩れることはありません。鼻から吸う息が本当に静かな人もいるからです。

呼吸の音量。 吐く息が周囲の音に比べてどれだけ大きいか。小さすぎても大きすぎても減点されます。大きすぎるのはよいしるしではありません。息を無理に出している、つまり手放すのではなく押し出しているということです。

吐く息のなめらかさ。 吐く息のあいだの音の強さの揺れです。なめらかな「フー」ならずれは小さく、途切れ途切れの吐く息やかすれた吐く息ならずれは大きくなります。

サイクルの安定。 サイクル同士がどれだけ似ているか。ひとつのサイクルは整っていても、ほかがばらばらなら、この測定値は下がります。

息止めと息止めの長さ。 息止めのある呼吸法で、その時間に音が聞こえたかどうか(聞こえたなら息がもれています)、そして息止めが目標どおりの長さ続いたかどうか。

完了。 セッションのどれだけを行ったか。

どの測定値が数えられるかは呼吸法によって変わります。息止めのない呼吸法には息止めの項目がまったくなく、吸う息がまったく測れなかった場合は吸う息に関する項目が外れます。カパラバティでは吐く息が速すぎて一つひとつを分けられないため、リズムとの一致と聞き取れた吐く息はスコアに入りません。残った項目の重みは、それらのあいだで配分し直されます。

音が呼吸法の一部になっている3つの呼吸法では、その呼吸法自体の音が独立した項目になります。ハミング呼吸ではハミング、海の呼吸では吐く息のこすれる音、クーリング呼吸では吸う息の「スー」という音です。この3つの呼吸法では、スコアの大きな部分がその音から来ます。音がまったく出なくてもリズム、吐く息、吸う息はそれぞれの分をもらえますが、満点に届くのは音もそろったときだけです。

重みとリズム係数

重みは固定です。リズムとの一致が最も大きな割合を占め、聞き取れた吐く息と吐く息の長さがそれに続き、吸う息に関する項目が最も小さな割合を占めます。

加重平均の上に、もうひとつ係数があります。吐く息の多くが目標から外れていた場合、スコア全体がそれに比例して下がります。リズムにまったく合わせられなかったセッションは、ほかの測定値がよくても最大で半分のスコアしかとれません。理由は簡単です。円から外れたなめらかな息は、なめらかな息ではあっても、そのセッションの息ではないからです。

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スコアを自分で組み立てる

スライダーを動かすと、上のスコアがどう変わるかがわかります。重みはアプリと同じです。

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例を選ぶ

長いセッションの区間スコア

2分より長いセッションでは、レポートに区間スコアも表示されます。どの区間も同じ測定値、同じ重み、同じ係数で採点され、その区間の吐く息だけが見られます。いちばん上のスコアはこれらの平均ではなく、上で説明したとおりセッション全体から計算されます。

完璧に近いセッションは100点

完璧にとても近いセッションでは、画面に100と表示されます。理由は見え方にあります。96と表示すると、実際には完璧に近いセッションを実際より小さく見せてしまうからです。

ひとつ例外があります。項目のどれかがはっきり低い場合は切り上げをせず、実際のスコアを表示します。レポートに「吐く息が短い」と書かれているのに、いちばん上に100が出ることはありません。

スコアが語らないこと

この数字は健康の指標ではありません。呼吸が「正しい」かどうか、エクササイズが体に合っているかどうか、リラックスできたかどうかは測っていません。測っているのは、画面のペースにどれだけ合わせられたか、それだけです。

スコアが低くてもとても気分がよいことはありますし、スコアが高くても何も感じないこともあります。どちらもよくあることです。この数字はフィードバックのための道具で、成績ではありません。

もうひとつ、マイクの限界があります。アプリが測っているのは呼吸の音で、呼吸そのものではありません。とても静かに息を吐く人、マイクから離れている人、騒がしい場所に座っている人は、実際にしていることより低いスコアになることがあります。レポートの技術的な測定値で、それを確かめられます。周囲の音と吐く息のピークレベルがそこに書かれています。

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