Soluklan

呼吸法

深くゆっくり呼吸

6秒吸って、6秒吐く。息止めも飾りもありません。横隔膜の使い方を身につけるのに最も適した呼吸法です。

約4分で読めます

リズムを見る 6 · 6

バー全体で1サイクルです。印が今の位置を示します。音は出ません。

鼻から6秒吸って、鼻から6秒吐きます。1分に5回の呼吸です。

コヒーレント呼吸によく似ています。違いは、ペースが少しゆっくりで、重点が深さにあることです。

深くゆっくり呼吸は何に役立つのか

この呼吸法は、横隔膜呼吸を教えてくれます。多くの人は一日じゅう胸の上のほうで呼吸しています。肩が少し上がり、お腹は動きません。これは速くて浅いパターンです。

横隔膜(肺の下にあるドーム型の筋肉)が縮むと、肺の下の部分が満たされます。下の部分は血流が多いため、空気から酸素を取り込むのも効率的になります。

1分に5回の呼吸は、ゆっくりした呼吸の測定された効果が見られる範囲です。心拍変動が増え、呼吸数が下がります。

深くゆっくり呼吸のやり方

手をお腹に置きます。この呼吸法では、手がいちばんの先生です。

鼻から6秒吸います。上がるのはお腹で、肩ではありません。最初の数回は違和感があるかもしれません。いつもの癖と逆だからです。

鼻から6秒吐きます。無理に押し出さず、力を抜きます。お腹は自然に戻っていきます。

息止めも、待つ時間もありません。

深くゆっくり呼吸でよくある間違い

胸で吸う。 いちばん多い間違いです。お腹の上の手が上がらないなら、胸で吸っています。

吐く息を無理に押し出す。 腹筋で空気を押し出す必要はありません。横隔膜がゆるめば、息は自然に出ていきます。

深く吸いすぎる。 「深く」という言葉にまどわされがちです。はち切れるほど満たすのではなく、下のほうまで息を届かせるという意味です。6秒が楽に過ぎるくらいで。

コヒーレント呼吸との違い

実際には、二つはとても近いものです。コヒーレント呼吸はリズム(1分に5.5回、心臓と呼吸が同調すること)に重点を置き、深くゆっくり呼吸は深さ(横隔膜が働くこと)に重点を置きます。

アプリでは、どちらも最初から使えます。腹式呼吸を身につけたいなら深くゆっくり呼吸、リズムを身につけたいならコヒーレント呼吸が向いています。

深くゆっくり呼吸はアプリでどう測定されるか

鼻から吐く静かな呼吸法で、音は小さめです。息止めがないので、測定はシンプルです。吐く息のタイミング、長さ、一定さ、そして吸う息が聞こえるかどうか。

この呼吸法では、多くの人の吐く息の音がとても小さくなります。聞こえないときは、デバイスを少し近づければ十分です。無理に呼吸の音を大きくするのは正しい解決ではありません。測定が乱れ、呼吸法の意味もなくなってしまいます。

深くゆっくり呼吸で注意が必要な人

知られているリスクはありません。6秒が長く感じるなら5秒に減らしましょう。大事なのは、リズムが均等で、なめらかに続くことです。

出典

  • Zaccaroら(2018年)、Frontiers in Human Neuroscience:ゆっくりした呼吸の効果についての包括的なレビュー。全文

これらの出典をどう評価し、何をあえて言わないかは「根拠をどう読んでいるか」に書いています。

← 呼吸法