共有されたデータをどう扱っているか
匿名のセッション概要や音声サンプルの共有をオンにした場合、その記録が何のために届き、ひとつずつどう扱われ、最後にどうなるのか。
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設定 → プライバシーには、4つのスイッチがあります:匿名のセッション概要、匿名の音声サンプル、匿名の利用状況、そしてApple Watchがあれば匿名の心拍数概要です。どれも最初はオフで、ひとつずつ確認され、いつでもオフにできます。オンにしていなければ、この記事に書いてあることはどれも、お使いのデバイスでは起こりません。
オンにしている場合、届いた記録がどうなるのかを順を追って説明します。
何が届くのか
匿名の概要がオンのとき、セッションが終わると次のものが届きます:呼吸法、長さ、スコア、そしてレポートの数値です。聞き取れた吐く息の回数、吐く息の平均の長さ、リズムとの一致、音量のピーク、周囲の音などです。あわせてデバイスの種類とアプリのバージョンも届きます。記録は、デバイス上でランダムに作られる匿名IDとともに届きます。同じデバイスから届いた記録はまとめて見られますが、このIDは本人を特定できるものとは一切結びついていません。
届かないもの:名前、メールアドレス、身元、位置情報、はじめのチェックでの健康についての回答、年齢。これらが送られることはありません。
音声サンプルは別の許可です。オンにすると、1日に最大10回のセッションの音声が圧縮して送られ、送信と同時にデバイスから削除されます。許可がオフのときは、どのセッションでも音声がディスクに書き込まれることはありません。年齢を13歳未満にしている場合、この選択肢は表示されません。
利用状況がオンのときは、アプリがバックグラウンドに移ったときや閉じたときに、集計がひとつだけ届きます。どの画面に何回入ったか、そこにどれくらいいたか、どの機能が使われたか(たとえばクイックスタートやプログラムの開始)です。どの画面からどの画面へ順に移ったか、入力した文章、画面に表示された内容は届きません。これで、どの部分が本当に役に立っているかを見ています。
アプリがどこから開かれたか(アイコンのメニュー、ウィジェット、通知、Siri)や、どの設定が変更されたかも数えられます。変更された設定は名前だけが届き、選んだ値は届きません。ただし、セッションのサウンドテーマと外観は例外で、そのときどれが選ばれているかが、決まったリストの中の名前で届きます。
概要には、そのときのアプリの状態も加わります。連続記録については、連続記録の長さ、最長の連続記録、残っているシールドの数、連続記録の修復の画面で何を選んだかが届きます。アプリをいつから使っているか、何回セッションをしたかは、正確な数ではなく大まかな範囲で届きます。通知の許可がオンかどうか、毎日のリマインダーを設定しているかどうか、その日にどの種類の通知がいくつ予定されたか、ウィジェットやApple Watchを設定しているかどうか、ロックが解除された呼吸法の数、進行中のプログラムの何日目か、といったことも含まれます。
はじめのチェックでは、どのページまで進んだか、チェックをスキップしたかどうかが届きます。回答、つまり目的、経験、年齢、健康についてのメモは届きません。最初のセッションをどれくらいあとに始めたかも大まかな範囲で、最初のセッションを終えたかどうかとあわせて届きます。
検出を改善するために、マイクの許可の状態、「息が聞こえません」の画面が何回出てそこで何が選ばれたか、通話でセッションが何回中断されたか、デバイスのモデル、OSのバージョンが届きます。アプリが何回開かれたか、そのうち何回セッションが始められたか、起動からセッションまでおよそどれくらいかかったかも数えられます。文字サイズ、画面読み上げ(VoiceOver)、視差効果を減らす設定、ダークモードの状態も届きます。それから、デバイスの地域設定の国コードも届きます。これは位置情報ではなく、設定で選ばれている国です。
利用状況がオンのときは、セッション概要にも3つの情報が加わります。セッションがどこから始められたか、おすすめの長さをそのまま使ったのか短くしたり長くしたりしたのか、そしてセッションを途中で終えた場合はどのサイクルでやめたかです。
App Storeの広告からアプリを見つけた場合は、どの広告から来たかも届きます。届くのはキャンペーンとキーワードの識別子で、個人ではなく広告の識別子です。
心拍数概要がオンのときは、Apple Watchを使ったセッションでさらに3つの数値が届きます:平均、開始時、終了時の心拍数です。個々の心拍数の測定値は届きません。
ときどき表示されるフィードバックの質問
匿名の共有がオンのとき、セッションの最後にときどき短い質問が出ます。10点満点で何点か、続いてもうひとつだけ質問があります。付けた点数に応じて「何が気に入らなかったか」「何を改善できるか」「何がいちばん気に入ったか」のどれかです。
点数を付けずに閉じてもかまいません。点数だけ付けて何も書かずに評価だけ送信を押すこともできます。
送られるもの:付けた点数、書いた文章、呼吸法、長さ、セッションのスコア、セッションを完了したかどうか、マイクを使ったかどうか、アプリのバージョン、日付。あわせて上で触れた匿名IDも送られます。ここでも届かないものは同じです:名前、メールアドレス、身元、位置情報、健康についての回答、年齢。
書いた文章は私たちが読んでいます。数字では伝わらないことを伝えられる唯一の場所だからです。ですから、入力欄には名前やメールアドレス、本人だとわかるようなことは書かないでください。返事がほしい場合はサポートページをご利用ください。
スキップするほど聞かれる頻度は減り、最後にはまったく聞かれなくなります。プログラムを終えたときや途中でやめたときにも一度だけ聞かれます。やめたときの質問では点数は聞かれず、理由だけを聞きます。
匿名の共有をオンにしていなければ、この質問は一度も出ません。
何をしているか
記録がたまるにつれて、私たちが問い続けるのはひとつだけです。アプリが伝えていることは正しいのか?
矛盾を探しています。 同じセッションの中で食い違う数値が、いちばん早い手がかりです。「すべての吐く息が聞き取れた」というレポートが、同じセッションで吐く息の平均の長さを0と表示していたら、どこかに誤りがあるということです。測定値どうしのこうした食い違いを洗い出しています。
分布を見ています。 ある値が予想から外れたところに集まっているなら、たいていはしきい値の誤りです。実際にあった例:吐く息のピークの音量が、ある機種のグループで一貫して低く出ていました。タブレットではマイクが本体の離れた端にあるためでした。
音声サンプルと照らし合わせています。 音声そのものと、その音声に対してアプリが出した数値の両方がそろっていれば、検出が本当に正しいかを測れます。アプリが「吐く息」と判断した場所に本当に吐く息があるか、聞き逃した呼吸はないか。音声サンプルの役目はこれだけです。
フィードバックは人の目で読んでいます。 点数だけでは「良い/悪い」以上のことはわかりません。役に立つのは、そこに添えられた一文です。同じ不満が何人かから届けば、作業リストに入ります。
修正して、もう一度確かめています。 見つけた誤りごとに、まずテストを書きます。手元にある実際の記録をもとに、その誤りを再現するテストです。それから修正します。テストに通れば変更は次のバージョンに入ります。通らなければ、修正が間違っているということです。
していないこと
広告なし、トラッキングなし、サードパーティの分析ツールなし。記録を売ることも、広告ネットワークに渡すことも、ほかの会社に移すこともありません。身元とも結びつけません。誰がどの記録を送ったかを示すつながりは、私たちの手元にありません。
記録は各自のiCloudではなく、アプリの共有データベースに保存され、上に書いた作業のためだけに使われます。
やめるには
4つのスイッチはどれも、設定 → プライバシーからオフにできます。オフにした時点から、何も送られません。
以前に送った記録を削除してほしい場合は、[email protected] までご連絡ください。記録は身元と結びついていないため、該当する記録を見つけるために送った日付をおたずねすることがあります。